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[Others]ただいま読書中(その1)川又千秋「翼に日の丸」
帰宅の電車内で読んでいる本についてちょくちょく書いていこうかと。
腰巻に書いてある機体名「双戦」を見て「あれ?『ラバ空』は?」と思った私。
実は過去に同著者の「ラバウル烈風空戦録」を読んだ事がありました。ただこの作品は17巻だっけ?途中で途切れています。
この手のシミュレーション小説は売り上げが芳しくないと途中にもかかわらず出版を打ち切るため、尻切れトンボの作品はゴマンとあります。
この「ラバ空」もそのクチだと思っておりました。ところがここにきて別の形での復活です。
どう説明つけるのかな?と思っていたところ、「ラバ空」は主人公である風間健児による自伝という形なのですが、主人公が執筆途中で逝去したため、別の執筆者が再構成することになったという旨の序文が書かれています。うまいこと考えたものです。
まだ読み始めではありますがそこかしこに「ラバ空」で展開されたストーリーがなぞられています。
今読んでいるところは主人公がまだ96式艦上戦闘機に乗って初撃墜を挙げたあたり。まだまだこれからです。
ちょっと厚めの文庫本ですが、マイペースで読んでいこうかと。
- 作者: 川又千秋
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/11/25
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