[Horn]今週は同じマウスピースだったので視点が違う話

ご存知の通り、ここ最近ジェローム・カレ(Jarome Callet)なんていう明らかに身分不相応な楽器を使っておりますが、ようやくこの楽器の癖というか感覚が掴めてきています。
使い始めた頃は「抵抗の塊」という印象しかなかったのですが、「吹き方次第では楽な楽器」という風に考えを変えています。
結局はいい加減な吹き方をしている間は吹き込む事もままならないが、きちんとすれば抵抗は一気に減るようです。
私の場合は特にDの音を出すときにいい加減になるみたいで、よく「バホッ」と外しています。
つまりこういうときは構え方がおかしくなっているときで、こういった小さなことを細かくチェックしていく事で吹けるようになってきています。
あと「バルブ開放と押したときの抵抗の差があまり無い」ということに気がつきました。
これはYAMAHAのエリックモデルにもある特徴ですが、たしかに2,3番バルブを押すF♯での抵抗は開放と大して変わりません。
これは助かります。何せこの音ってよくひっくり返りやすいんですから。
あえて難点をいえば機械的な部分がまだしっかりしていない事。オイル漏れが多くて・・・