[Entertainment]さらに反響があるのか?パイパーズ

今月号(4/20発売)のパイパーズに吹奏楽コンクール12分問題第2弾が掲載されています。
今度は著作権の視点で見た問題なのですが、まず'80年代に曲カットによる著作権騒動があったのは知りませんでした。
私のCDライブラリには吹奏楽コンクール全国大会の模様が収録された「日本の吹奏楽'87」があるので改めて聴いたのですが、結構バッサバッサとカットが入っています。ということは件の騒動はその後発生したものですね。

今回の問題提起は20年前の騒動を忘れてはいないか?ということですね?パイパーズ編集部殿。
先月号での「カットのどこが悪い」といった意見に対する反論にもなっていますねぇ。


また作曲家が見たカットの話も掲載されています。
ここでは著作権は置いといて音楽的な視点になっています。
「作曲者の意に反する編曲になる可能性もあるのでそれなりの責任を持ってほしい」ですね。一言で言うと。


ところでこの吹奏楽コンクールについて観客側はどうなんだろうと思ったのですが、考えてみれば観客もほとんどが吹奏楽関係者なんですね。純粋に音楽を聴こうと訪れる人は少ないはずです。
問題の根底は案外こういったところかもしれません。土壌といえばいいんですかね?