[Cars]結局はライターと当事者の違いか・・・

某月刊誌の某氏。
氏はこの月刊誌に長年にわたってコラムを書いていますが、最近ほころびが出ているのでは?と思うことがあります。
2年ほど前に「皆F1へのステップに海外へ行くドライバーが多いが、日本で十分。」といった旨のコメントを残していますが、これには私は首を傾げていました。
確かに速いドライバーは日本でも出来るでしょう。しかし日本のみのキャリアがどれだけ海外のアピールとなるのか?
どれだけF1チームへの説得材料となるのか疑問でした。
奇しくも6/25フジTV深夜放送のカナダGP直前特集でルノーのフラビオ・ブリアトーレ氏が「無理だね。」と一刀両断しています。
鈴鹿でしかレースしないんだろ(実際は富士、もてぎ等でもやっているが)いろんなサーキットを経験しないとダメだ。」
確かにずいぶん前から日本のサーキットは海外のと比べてグリップが高いとは言われています。ということは逆に見ると日本のサーキットは特殊と見たほうがいいのではないか?
そんな特殊なコースだけ走っていると日本のコースだけやたら速くてあとはイマイチ・・・といった「日本スペシャル」なドライバーになっているのではないか?
地元で速いのは当たり前。問題は全てのサーキット、それもわずか3日間で速さを見せられること。
そういえば歴代の日本人F1ドライバーで成績はともかく速さで評価を受けていたのは中嶋悟さん片山右京さん、あとは現在の琢磨君ぐらいか。いずれも海外経験が長いドライバーです。
結局は「F1までに『百戦錬磨のドライバー』になっていなければならない」ということでしょうか。

ライター氏の件に話を戻すと京都にあるレーシングカー製作の企業について「長年の付き合い」からか3、4ページに渡ってあれこれ書いていましたが、その後その企業の社長がWebでほぼ全否定していました。
特に工場にある巨大なシャッターについてはまったく的外れの考察だったようです。

そういえばこのライター氏は以前2ちゃんねるをよく読み書きしている所謂「2ちゃんねらー」とのカミングアウトをしたことを思い出しました。
今後は気をつけたほうがいいかもしれません。いろんな意味で。