[Cars]「50周年」が泣いている

富士F1に対する不満としてまとめるなら
「何年も前から指摘されていたことが何一つ”カイゼン”されていなかった」
に尽きるでしょう。

昨日紹介したまとめサイトにもさんざん書かれていますが、交通手段の不備はその際たるものでした。
「直前で時間がなく・・・」との話もあるようですが、富士スピードウェイトヨタ資本になってもう数年たっています。
この頃からF1を意識していたはず。ならばその数年前から対策を考えなければならなかったんです。
「雨はしょうがない」という話もありました。私もそう思っていましたが、鈴鹿では台風を経験しているのを思い出しました。
その当時の鈴鹿スタッフの「緊急対応」は見事だったとも聞きます。この点でも富士は言い訳できません。
この程度のことは国内レース、例えばF-nipponやSuperGTでスタッフや各設備のチェックという「予行練習」という手もあったはず。
口悪い人の中には「宣伝に金使ってばかりで肝心の本番がいーかげんだった。根本的に力を入れるところを間違っていたのでは?」「失敗の最大の原因は過去にF1が開催された鈴鹿・岡山国際のアドバイスを聞く姿勢がなかった」という人も。

トヨタさん、「モータースポーツ50周年」が泣いてますよ。

*追記
けんさわさんのブログに「鈴鹿・岡山国際のアドバイス」に関係することが書かれています。
鈴鹿・岡山国際の関係者から富士F1を見ると「ああ、やっぱり」と思えるのではないかと。